勉強で本当に身につけたい4つの力

校舎長の思うところ

「なぜ勉強するの?」

先日、小学2年生の娘から、ついにこの質問をされました。

このような問いは、突然聞かれると意外と答えに迷うものです。

そして、どんな言葉を選ぶかによって、子どものこれからの学びに対する考え方が変わるかもしれない。

そんなことを考えながら、私自身も真剣に向き合って答えました。

さて、多くの保護者様も、お子様から一度は聞かれたことのある質問ではないでしょうか。

そして、その問いに対しては、ご家庭ごとにさまざまな答えがあるのだと思います。

「将来のため」
「選択肢を広げるため」
「自分の夢を叶えるため」

もちろん、どの答えも大正解だと思います。

これまで多くの生徒さんを指導する中で、私は勉強の本当の目的は、知識を身につけることだけではなく、自分自身を成長させる力を育てることにあると感じています。

勉強を通して身につけるべき力は、次の4つです。

① 好奇心 ― やりたいことをやる力

人は、興味を持ったものに対して大きな力を発揮します。

「もっと知りたい」
「できるようになりたい」

そんな気持ちが、学びの原動力になります。

得意な教科をさらに伸ばすこと。
興味のある分野を深く学ぶこと。
推薦入試や課外活動などを通して、自分の可能性を広げること。

そして、将来の夢を創造すること。

勉強は、苦しいことをただ我慢するものではありません。

自分の可能性を発見し、未来を広げるためのものでもあります。

② 挑戦力 ― やりたくないことをやる力

しかし、好きなことだけを学んでいても、大きな成長にはつながりません。

必ず向き合わなければならないものがあります。

それが、苦手な教科や面倒な課題です。

「数学が苦手だからやらない」
「暗記が嫌だから後回しにする」

そうやって避け続けると、自分が成長する機会を失ってしまいます。

成績を伸ばす生徒は、苦手なことがない生徒ではありません。

苦手なことから逃げずに、少しずつ向き合える生徒です。

③ 自己コントロール ― やりたいことをやらない力

現代には、多くの誘惑があります。

スマホ、ゲーム、動画、SNS。

もちろん、これらを楽しむことが悪いわけではありません。

大切なのは、「今やりたいこと」と「未来の自分に必要なこと」を選択できる力です。

目標を達成するために、時には我慢する。

夢や目標という未来を優先する。

この力は、勉強だけではなく、人生のあらゆる場面で必要になります。

④ 成長する力 ― やりたくないことをやらない力

最後は、自分の成長を止める考えや行動をしない力です。

例えば、

「先生の教え方が悪い」
「親が協力してくれない」
「環境が悪い」

と、周りのせいにしてしまうこと。

もちろん、環境や周囲の人から影響を受けることはあります。

しかし、本当に成長する人は、

「自分にできることは何だったのか」
「次はどう改善すればいいのか」

を考えます。

失敗したときに言い訳で終わらせず、正しく振り返り、次の行動につなげる。

その積み重ねが、人を成長させます。

勉強とは、自分を成長させるトレーニング

この4つの力は、それぞれ別々のものではありません。

好奇心を持つ。
苦手に挑戦する。
誘惑をコントロールする。
失敗から学ぶ。

この繰り返しによって、人は少しずつ成長していきます。

勉強の本当の目的は、テストで良い点を取ることや、良い学校に進学することだけではありません。

自分の未来を自分の力で切り開いていく力を身につけることだと考えています。

私たちさくらアカデミーは、勉強を通して知識だけではなく、「自分自身を成長させる力」を育てていきたいと考えています。